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高校生の「体験型現場見学会」に密着

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岡山県立岡山工業高等学校 土木科の新1年生に、「令和5年度 笠岡バイパス事業」の工事を通して土木現場を知っていただく「体験型現場見学会」が2025年4月25日に開催されました。この企画は、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所様と荒木組の共同開催です。

午前の部は、岡山国道事務所様が、見学現場である笠岡バイパス事業の概要を説明したり、最新のインフラDXなどを紹介したりしました。

その後は、岡山工業高校OBの荒木組社員3名が資料をもとに、工事概要とこの日に見学する3現場でのICT測量や工法、工事の過程などについて説明しました。

質疑応答では生徒さんから鋭い質問が飛び、社員がタジタジになる場面も見られました。

そして、午後の部は3つのグループに分かれて、午前中に説明をした工事現場を実際に見学。「令和5年度笠岡バイパス鋼管地区第5改良工事」現場では、オールケーシング工法の見学や、測量を体験しました。

「令和5年度笠岡バイパス寺間高架橋第1下部他工事」現場では、VRヘッドセットを使用した3次元モデルの確認や、ARを用いた最先端の工事を体験することができました。

「令和5年度笠岡バイパスカブト南地区第20改良工事」現場では現場密度試験やTG・GNSSを用いた盛土の締め固め管理、VR事故体験安全教育「LookCa(ルッカ)」を体験。

どの現場でも生徒さんたちは社員や協力会社さんと積極的にコミュニケーションを取りながら、現場について質問をしていました。

\生徒さんにインタビュー!/

将来、道路を造りたいという夢を持つ男子生徒さんは「入学して3週間の間に学んだ基礎的なことが、現場で実践されていることを実感できました。これからの勉強に身が入ります」と話してくれました。転圧ローラー体験が一番興味深かったそうです。

おじいさんが測量士、お父さんが岡山工業高校出身という女子生徒さんは「すべての体験が楽しかったです。特に、VRを使っての事故体験安全教育が強く印象に残りました」と話してくれました。ほかの女子生徒さんは「話を聞くだけの見学会ではなくて、実際に体験ができたので、さまざまなことを学べました!」と話してくれました。

この見学会をきっかけに、未来の荒木組社員が生まれるとよいなと思った1日でした。