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アラキ・アカデミー参加者にインタビュー!(前編)

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今回は、「アラキ・アカデミー」第1回目から参加されている、協力会社の方々にお話を伺いました。

参加者を代表して、内装下地工事を手がける青盛建材株式会社 西岡仁さん、竹下工業株式会社 淺野正行さん、足場の組立・解体工事を手がける田村工業株式会社 西田知弘さんの3名にインタビューしました。(前編)

編集部(以下、編):本日はよろしくお願いします。早速ですが、皆さんはアラキ・アカデミーの第1回目から参加されていると伺いました。当時、荒木組から講習を始めると聞いた時は、率直にどう思われましたか?

西田さん(以下、西田):正直に言うと、ちょっと嫌でした(笑)。私は勉強が苦手で、体を動かす方が向いていると思っていたので。

淺野さん(以下、淺野):私も同じで、最初は苦痛でした(笑)。

編:西岡さんはどうですか?

西岡さん(以下、西岡):皆さんと同じです(笑)。

編:不評だったんですね…。

西田:最初は1日かけて8時間の講習がありました。その問題集も難しくて。1年目はクタクタでしたね。ですが、普段勉強をする機会はなかなかないものですから、新鮮でしたね。

淺野:3年目ぐらいまでは、1日講習でしたよね。今は半日の4時間講習になりましたけど。続けて参加していくと、自分の会社が担当する職種の話だけではなくなり、建築全体の知識がどんどん増えていくので、楽しみにもなってきました。

西岡:私もそうですね。最初はしんどかったのですが、続けて参加していくと、ほかの職種のことを知ることができて知識が増えていく。それが現場に生かされている感覚はありますね。

淺野:今までは自分の担当職種の仕事しか分かっていませんでした。ほかの職種の仕事はあまり知らないままといいますか。それが、今では現場を見ていると、ほかの職種の「あそこは危険そうだな」とか、「田村工業さんが組んでくれている足場は仕事をしやすいな」といったことが分かるようになってきました。

西田:そういうふうに見てもらえていると分かるようになったので、現場全体の作業が遅れないように足場を組まないといけないとか、細部にこだわるようになりました。いい加減な仕事はできませんよね。

西岡:現場で他職種の仕事内容を知ることができて、お互いを尊重できるようになったと思います。

編:アラキ・アカデミーが始まって、ほかに変化したことなどはありますか?

西田:仕事の教え方は変わったと思います。昔は先輩の背中を見て学ぶという雰囲気がありました。ですが、最近では、分からないことはすぐに聞くように若い社員には伝えています。「何のためにこの作業をするのか?」を伝えると、やり直しも減りました。

西岡:私の会社でも同じですね。若い社員たちには、細かく伝えることは当然なのですが、言葉だけでは伝わらないということも分かって、ここで学んだことを生かしてマニュアルを用意して指導しています。

淺野:私は、お互いのことを知ることで、他の会社さんとのコミュニケーションが増えましたね。同じ現場にいる職人たちが、以前よりもお互いを思いやるようになりました。以前は「その仕事、早く終わらせてほしいな」なんて思ったりもしていましたが…(笑)。

西岡:今は「みんながんばっているし、それぞれ事情があるよな」と考えるようになりました。それが生産性にもつながっているのかなと思います。

淺野:コミュニケーションを取れるようになってからは、現場での印象が変わりましたね。皆さん、自然と「おはよう」のあいさつから始まります。

西岡:そのあいさつひとつから、現場の安全確保や品質向上など、いろいろなことにつながっていくのだと思います。

(後編に続く)