特集
現場事務所ツアー:赤磐現場事務所編(前編)
各地の「現場事務所」を訪問し、“個性”を紹介する企画第2弾。 今回は赤磐市の現場事務所を取材しました。

赤磐市にある現場事務所外観

在間所長にお話を伺いました
編集部(以下、編):こんにちは。今日はよろしくお願いします。早速ですが、この事務所はいつからいつまで使用されるのですか?
在間所長(以下、所長):よろしくお願いします!この事務所は2022年10月から2025年6月まで使用する予定です。
編:この事務所をつくるにあたって、こだわりのポイントはありますか?
所長:ポイント?うーん、ポイントですか…。それが分からず、30数年やってきまして(笑)。少しずついろいろなことを工夫して、この形になって7年ぐらいですかね。使いやすいレイアウトができてきました。

四方の壁沿いに社員の机があり、1人1枚ホワイトボードが用意されています。中央には机があり、いつでも会話ができる環境になっていました
編:なぜ、このレイアウトに落ち着いたのですか?
所長:私が所長になり、現場事務所づくりを始めた時は、社員一同の机が横並びでした。しかし、それだとみんなの顔が見えない。ということで、どんどんバラバラになり、後ろを振り向けば、顔を見て会話ができるようにしました。あとは、各自にホワイトボードを用意して、お互いに伝えておきたいことや気になったことなど書きたいことを書く。そうやって、どんどん情報を共有できるようにしています。
編:あのホワイトボードに「高級トイレットペーパー子」と書かれていますね(笑)。
所長:そうそう、それはちょっとおもしろくしていますが、女性から意見をいただいたので、ここにいる社員全員が共有できるように残しています(笑)。男性はトイレの紙はなんでも大丈夫。だけど、女性はそうはいかない。これでみんな、大事なことを忘れなくなるでしょ。
編:メッセージの残し方で、コミュニケーションが生まれますよね。
所長:そうです!仕事の上で、社員間のコミュニケーションは一番大事です。とにかく、コミュニケーション。社員との隔たりがないように。所長だから意見が言いにくいというような雰囲気を、私が出したらいけないと思っています。難しい顔はしてはいけないですし。もともと難しい顔なので(笑)。
やはり、「ペーパー子」ではないですが、みんなが笑える現場が一番良いかなと思っています。とにかく相談をしてもらえる環境をつくらないと。後から問題が起こることの方がよくないですからね。常に気軽に相談できるように、明るい現場づくりが大事です。
編:先ほど、休憩室を見せてもらいましたが、気を付けている点などありますか?
所長:休憩室にはベンチがたくさんあったと思います。それは職人さんが休憩時間に体を横にして休めるようにしています。とはいえ、現場に合わせて、いすを多めに用意するのか、ベンチを多めに用意するのか、それは今までの経験で決めていますね。
編:男性トイレの壁にいろいろな書類が貼ってありますが、これには意図があるのですか?
所長:読んでもらいたいものや、注意書きなどはすべてトイレに貼るようにしています。掲示板に貼っていても、なかなか見てもらえない。その点、トイレの壁に貼ってあると必ず目に入るので、そこは有効に活用しています。ちなみに、女性用トイレには音姫を導入して快適な空間になるようにしています。

壁にはびっしりと、大事な情報が掲示されていました
編:現場事務所のお話とは少しそれてしまうのですが、この工事現場を見てもらうイベントを何度か開催されていますよね?工期もある中で、イベントを開催される理由を教えてください。
所長:今回のような現場は近隣にお住まいの方や学校があって、多くの方々が生活されています。近隣の皆さんからすれば、日中に工事の音が聞こえてくるわけです。そこで、荒木組としては近隣にお住まいの方々とコミュニケーションを取って、工事のことを理解していただけるように努めるわけです。知らない会社が工事をしている音と、顔の見える会社が工事をしている音では、印象が全然違うと思うのです。ですから、荒木組のことを知ってもらうために、イベントは大事だと考えています。
編:今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました!
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赤磐市の現場事務所を取材し、明るい皆さんにたくさん笑わされました。コミュニケーションの重要性を大切にされている姿勢がすてきな現場事務所でした。後編では、社員の皆さんにお話を伺います!
(後編に続く)