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荒木組ミライ会議 Vol.2

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荒木常務と各部署の女性社員5名の座談会「建設女子の荒木組ミライ会議」。今回は、今後の建設業と働き方について語り合いました。

ー30年後、荒木組はどうなっていたいか?ー Vol.2

ーー今後の建設業はどうなっていくと思いますか?

荒木常務(以下、常務):確実に言えることは、ロボットがたくさん入ってくるということです。もしかしたら、私たちの仕事は、ロボットを管理する仕事になっていくのかもしれません。

Hさん:私たち、この進歩についていけますかね?(笑)今の60代の方たちは、働き始めた頃、ここまでパソコンが発達して、デジカメになり、スマホになり、クラウドで管理、という変化に対応していますよね。そう考えると、私たちも変化に対応していかないと。

常務:現場の仕事だけでなく、設計の仕事にもAIが取り入れられていますよね。

Hさん:荒木組の良いところは、お客様を大切にするところですが、管理をする仕事が人からAIになっていくとお客様との接点が減って、つながりが弱くなっていくかもしれないですね。

常務:逆に、作業はAIやロボットが対応してくれるからこそ、お客様との関わり方が大事になってくると思います。例えば、責任を取るという仕事は人間が行う必要があると思います。だから、今まで以上に、荒木組が得意とする「人」が関わる意味や価値を提供できるチャンスだと思います。

昔は、何をやるにも時間がかかっていました。それが今では、何かあってもメールでメッセージを送り、どこにいてもオンラインで会議ができるようになりました。30年後はこのテクノロジーを駆使して、今よりももっとたくさんの業務を一人ひとりがこなしていると思います。30年後に振り返ってみたときに、「今」が大したことなかったなと言えるようにしていかないといけないですね。

Nさん:どの業界でも言われていますが、働き手がどんどん少なくなっていきますよね。

常務:これは建設業に限らずですが、職人さんの技術だけに頼りすぎないシステムの構築は必要だと思っていて、動き始めています。

Hさん:今後どうしていくか、30年後を見据えて考えて、行動していくことが、今の仕事で必要なことだと思います。考える力と実行力が大事ですよね。とても大変なことですが(笑)。

Kさん:私たちが大切にしている品質は「どんな人が」つくっているのかも含まれています。採用もそうですよね。最後は人が決めます。人が人に魅力を感じることは今後も変わらないし、ロボットに取って代えられない。

Yさん:これからの時代は、「人」によって、価値が変わる時代になっていくと思います。だから、自分にはどんな人が関わってくれているのかを意識しながら、自分自身も相手に何ができるか、自分が関わる意味みたいなものを大事にしていきたいです。

ーー働き方について

常務:ちょうど採用の話が出たので、私が働き方で思っていることをお話したいです。今の時代、1社で最後まで勤めるという働き方は、少なくなっていると思います。だけど、私はあえて、ずっと働ける会社を目指していきたいと思っています。難しいですけどね(笑)。

Hさん:長く働きたいと思って入って来てくれる人を、どうつなぎ止めるかを考えないといけないですね。どのように会社の魅力をつくっていくかとも言えますね。

Kさん:今日、この機会があったので、ぜひ聞きたいことがあったんです!Mさんはどうして荒木組に入社したいと思ったのですか?

Hさん:確かに、女性で施工管理を目指すということは、なかなかないですよね?しかもその先にあるのは「現場監督」! どんなところに魅力を感じたの?(笑)

Mさん:私は建設業に携わりたくて、施工管理を勉強したいと思って入社しました。あまり深く考えてはいませんでしたけど(笑)。

今では荒木組が好きなので、ここの一員としてしっかり働いて、地域に貢献していきたいと思っています。

一同:おぉ~!

常務:ありがとうございます。すごくうれしいですね(笑)。

Mさん:荒木組全体が、若い社員の意見を聞いてくれて、取り入れてくれていると感じるから、これからもっともっと変わっていけると思います。

常務:Mさんは会社が意見を聞いてくれていると感じますか?

Mさん:はい。まさに最近、そのことを感じるできごとがありました。

私が安全衛生委員会に参加した中で、現場の方に日焼け対策消耗品の費用補助を提案したところ、すぐ採用していただき、現場からも好評いただけました。それがすごくうれしかったです。

Hさん:しかも、おもしろいお話なんですけど、長年現場で働いている所長さんは「日焼け止めなんて…」と言うのかと思ったら、喜んでいたんですよ。所長さんたちは、日焼け止めとか気にしないと思いますよね?

一同:それはちょっと思いますね(笑)。

Hさん:それが所長さんも「日焼け止めを塗れば疲れにくい」と言われていて、大好評!意外でした(笑)。現場の人の声を聞いて、実践することは大切だと痛感しました。汗ふきシートも会社支給にすると喜んでもらえましたね。

Yさん:それは、現場からの声がないと気が付かないですよね。

常務:そういう細かいところから意見を聞いていけると、もっと良くなりますね。

経営側としては、もっと若い社員の意見を聞けるチャンスがつくれたらいいなと考えています。荒木組は今までも、積極的に変化してきた自負はあるのですが、今のままでは変化のスピードについていけなくなるという危機感があります。ですので、その変化のトレンドについていける世代の声をキャッチアップしていきたいです。

Kさん:会社が順調に動いている今こそ、新しい動きが必要ですね。

Hさん:社長も「新しい取り組みをどんどん実践しましょう」とおっしゃっていましたね。ただ、若い社員は、新しいことをやりたいけど、やり方が分からないとか、どう進めたらよいか分からないといった意見もあると思うんです。それを30代、40代の経験者がサポートするなど、一緒に取り組むのもいいですよね。

Nさん:その世代は現場の中心的な存在なので忙しいのですが、そういう部分にも目を向けていきたいですよね。

常務:新しいことは、ある程度見切り発車でもよいと思います。まずはやってみて、その上で、ずっと会社を支えてきてくれた先輩たちの意見も尊重する。お互いに意見交換をしやすく、新しいことに挑戦していく空気感はもっとつくり出していきたいと思っています。

―Vol.3に続く