荒木組ワークス
仮囲いアートプロジェクト(クリスマス編)
建設現場の「仮囲い」。それは安全を確保するための壁ですが、旭川荘の新築・解体工事現場では、施設の利用者さんや職員さんと現場をつなぐ場として活用しています。年明けには撤去されるこの仮囲いで、最後に何か思い出をつくることができないか――。そんな想いから実現したクリスマスアート企画について、板村所長にお話を伺いました。

クリスマス仕様の華やかな仮囲いになりました
編集部(以下、編):仮囲いにクリスマスアート、とてもかわいらしいですね! 今回の企画も現場から提案されたのですか?
板村所長(以下、所長):はい。今回も現場発の企画です。年明けの1月中旬以降に仮囲いの撤去が決まっているので、それまでにできることといえばクリスマスかな、と。施設の方に相談したら、すぐに良い返事をいただけました。
編:前回の企画【仮囲いアートプロジェクト(前編)arakizm.com/karigakoi-art-1/】【仮囲いアートプロジェクト(後編)arakizm.com/karigakoi-art-2/】の反響もあったのでは?
所長:そうなんです。とても評判が良くて。施設の利用者さんや職員さんなど、多くの方々から温かい声をいただいていました。そうした関係性が築けていたこともあり、「また仮囲いアートをやりたいです」と提案すると、皆さんすんなりと受け入れてくださって。


所長と現場社員が協力して、作品を貼っていきました
編:子どもたちの反応はいかがでしたか?
所長:「サンタさん描くの?」「やるやる!」といった感じで、進んで参加してくれました。雪だるまやサンタクロースの絵をこちらで用意して色を塗ってもらったり、画用紙を渡して自由に描いてもらったりしました。「大きい絵を描くのが楽しみ!」と言ってくれる子もいて、こちらとしても作品を貼り出すのが楽しみでしたね。


夏に制作した木の作品にオーナメントを追加
編:今回はイルミネーションも飾り付けされていますが、通りがかりの方々の反応も気になりますね。
所長:どうせやるなら目立つように、派手にした方がいいかな、と(笑)。 特に意識したのは職員さんが帰宅される夕方の時間帯です。冬は16時、17時になると暗くなるので、その時間に合わせて、帰り道のひとときに、少しでもクリスマスの雰囲気を楽しんでもらえたらと思いました。


夕暮れとともに灯るイルミネーション
編:仕事帰りに癒されますね。
所長:そうですね。夜はあまり人通りのない場所ですが、通りがかりに少しでも季節を感じてもらえたらうれしいです。
編:ところで、この仮囲いのアートプロジェクトは今回で見納めになるそうですね。なんだか寂しいです…。
所長:そうなんですよ、私も寂しいのですが…。でも、クリスマスという締めくくりにふさわしい時期に、良い形で終えられそうです。
編:今回で一区切りとなりますが、また別の現場でもこうした取り組みが生まれるのを楽しみにしています!