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役員自らが“挑戦”を体現。結成から本番まで、「荒木バンド」ストーリー
アラキズム読者の皆さんの中には、気になっていた方がいるかもしれません。「105周年記念行事」(LINKが開きます)の動画に映り込んでいた、あのバンドの姿を。実はあれは、社長をボーカルに、荒木組の役員10名で結成された特別バンド「荒木バンド」なんです。今回はその結成の裏側から本番当日、そしてラストステージ(?)までを追いかけました。
ステージに立つ前、荒木バンド結成の発起人であり、バンドマスターを務めた藤原代表取締役専務営業本部長に、結成への想いを伺いました。

本番前の3月。まだ誰も、この挑戦の結末を知りませんでした
編集部(以下、編):藤原専務、まさか役員の皆さんがバンドを組むことになるとは想像もしていませんでした。一体どのような経緯で始まったのですか?
藤原専務(以下、専務):きっかけは、社内イベントをもっとみんなで楽しめるものにしたいという思いでした。近年はホテルで開催することも多く、整った運営ができる一方で、以前のような、社員みんなで手作りし、一緒に盛り上げる雰囲気が少し薄れてきたように感じていたんです。10年ほど前まではもっと手作り感があって、社員みんなで盛り上げる一体感がありました。せっかく開催するなら、もう一度あの熱量を取り戻したい。そして、「手作りでやるなら、まずは役員自らが汗をかいて動かなければ始まらない」。そう考えたことが、今回のバンド結成の原点です。
編:役員自らが、ですか。最初は「お好み焼きを焼こう」という案もあったと伺いました。
専務:そうそう(笑)、「お好み焼きを焼いて振る舞おう」という案もあってね。でも、イベントの最後にはいつも、荒木組の「社歌」をみんなで歌うのが恒例になっているんですよ。ただ、いつも通りカラオケを流して歌うだけでは、おもしろくないなと。それなら、「役員全員でバンドを結成して、生演奏で社歌を届けよう」と考えたんです。

多忙な役員の皆さん。合同練習の日程調整だけでもひと苦労でした
編:役員の皆さんへ提案した際の反応はいかがでしたか? 正直、断られる心配はありませんでしたか?
専務:私は100%、「絶対に嫌だ。やらん!」って断られると思っていました(笑)。ところが、いざ声をかけてみると、みんなが前向きに受け止めてくれたんです。とはいえ、ほとんどのメンバーは、小・中学校の音楽の授業以来、半世紀近く楽器に触れていないような人ばかり。そこで私が一人ひとりに話を聞いて、「昔、ピアノを習っていた」、「昔、ギターを持っていた」といった記憶を掘り起こしながら、なんとか担当する楽器を決めていきました。

本社の一室で、何度も繰り返された合同練習
編:昨年末に結成し、初めての合同練習が1月。そこから本番までは約3カ月ですが、かなりハードな日々だったのではないですか?
専務:正直、ものすごい、ものすごい、ものすごいドラマがありました(笑)。大の大人が、たった3カ月でギターを弾けるようになるほど甘くはありません。特に、ギター未経験だった3人には「ただ、ギターを持って立っているだけでもいいから」と伝えていたんです。でも、みんな根っからの「荒木組の技術者」なんですよね。いざ始めると、「少しでも弾けるようになりたい」と本気になってくれました。そこからは猛練習の日々です。私も、それぞれの技量に合わせて演奏のアレンジを考えたり、模範演奏の動画を作って共有したりしながら、本番に向けてサポートしていきました。
編:役員の皆さんがそこまで本気で取り組む姿を通して、社員の皆さんにはどのように受け取ってほしいですか?
専務:若い社員から見れば、私たちはいわゆる「年寄り連中」です(笑)。「何をやっているんだ」、「年寄りの冷や水じゃないか」と笑われるかもしれない。でも、この年齢になった人間たちが、まったくの未経験から一致団結し、たった3カ月で必死に練習してステージをつくり上げる。その姿を通して、「本気でやれば、いつからだって、何だってできる」ということを感じてもらえたらうれしいですね。言葉で「挑戦しろ」と伝えるのは簡単です。でも、それを言う前に、まずは私たち自身が行動で示したい。そんな想いで、このバンドに取り組みました。
そして、迎えた本番。荒木バンド、初ステージの幕が上がりました!
■1st STAGE 『105周年記念行事』

渾身の3曲を披露!

積み重ねてきたすべてを、一音一音に込めて

会場は大盛り上がり。“推し”への声援も!
■2nd STAGE 『株式会社荒木組協力業者懇親会』
105周年記念行事から約2カ月。毎年恒例の協力業者懇親会でも、荒木バンドが再びステージに立ちました。新曲1曲を引っ提げ、さらに磨きをかけた演奏を披露。2度目のステージならではの余裕も感じられ、会場は大きな拍手に包まれました。

開場前に入念なリハーサルを実施

協力会社さんから「うちでも演奏してください!」というリクエストも
ステージの上で汗だくになりながら、一音一音を必死に奏でる役員たちの姿。それは、どんな訓示よりも、荒木組のイズムである「挑戦する姿勢」を体現していました。「役員がここまでやる会社なんだから、自分たちも負けていられない」。会場を包んだあの熱狂は、社員や協力会社の皆さまの心に、新たな一歩を踏み出す火を灯しました。
駆け抜けた荒木バンドの勇姿、そして言葉だけでは伝わらない、その熱量をぜひ動画でもご覧ください!